ワイヤークラフト/*半-立体*作り方
平面から立体成形まで
針金細工を技法別に紹介しています
このサイト独自の手法ですので…
一つの参考として捉えて下さい
3時間目『一筆書きで半”立体成形』
前回…2時間目の応用となります
同じモチーフと同じデザインで成形します
roomインテリアなどでも見かける
平面で作られた※ガーランドも
(※ひも状の装飾)
壁から少し浮き出すような
〝半-立体〟の形状なら
平面とはまた違った印象を受け
視野角も広がります
初心者だろうと経験豊富な方であろうと
造り方に、各々適正があると思います
実際に遣ってみないと
解らない部分ですので…
お暇な時間にでも試してみて下さい!
2時間目は…
「一筆書きで作る2D成形法」の応用!
モチーフは同じくフラミンゴとなります
手順は殆ど同じですが
中央のデザインが少々複雑になります
要所の結束は
全てシルエット(輪郭)に沿って固定します
胴体の中央部は結束せず、フリーの状態!
これにより
エンボス(凹凸)加工が可能にまります
ワイヤークラフト/*半-立体*作り方
【使用材料と道具】
・アルミ線1mmφ
・ピンセット
【作り方】
1巻のワイヤーを
2つに分けるところからスタートします
②~④図 対象の瞳”を作っています
これ以降、分割したワイヤーを
「a線」「b線」と表示します
前半は2時間目と同じですので
詳細は省きます
⑧図までの結束部は1ヶ所だけ
a線を必ず先行させて成形します
結束順に数字表記してあります
込み合うデザインの場合は
残量ワイヤーの束を長く伸ばして進行
対象物(フラミンゴ)の中央付近は
できるだけ固定しないようにします
結束(固定)ヶ所は
全て外側のシルエットのみ”が理想です
a線・b線を往復させて
足を作れば平面成形のフラミンゴが完成!
その平面成形の中央部を押し出すだけで
第2形態…!? 半”立体の形状に変化します
固定個所がシルエットのみ”にしたことで
可能になる、エンボス(凹凸)加工です
勿論、分割制作でも可能な表現ですが
ワイヤーが外れる・歪む…が出てきます
全て一本のワイヤー繋がっている
一筆書き成形なら、外れるという
心配もございません
エンボス加工後に…
平面に戻すということも容易です
謝って踏んじゃっても、修正が楽!
★結束ヶ所はシルエット(輪郭)のみ★
これだけ覚えて置けば
あとは中身のデザインは皆さんの自由です
お部屋の壁や
平面的な作品では気付かない角度も
半”立体なら…様々な角度から楽しめます
額縁”などを利用したなら…
また、違った演出も出来ると思います
是非一度、お試し下さい!!
半”立体のワイヤークラフトでした。
~と…ここまでの手順や詳細は
次の作品(成形方)への伏線でございます!
過去に記述した
「立体成形の裏ワザ」を再編集致します
本日紹介した「半”立体」に
チョッとだけ手を加えれば…
「第3形態…!?」
完全立体”成形に変身します!
再編ですけど、興味のある方…
次回のお越しを、お待ちしております。