ワイヤークラフト／巻付けと終わり方
『ワイヤークラフトの基礎知識』
実際に制作している当人が感じた…感想/体感/体験が含まれています
その辺を考慮の上、参考の一部として捉えて下さい。
《巻付け終わりと後処理の示唆》
小難しい見出しでごめんなさい。
要は…針金細工で、ワイヤーの巻き付け方なんて今更も…
巻く方向によっては、作品全体の外観が変わる場合があります。
また、結束部や固定ヶ所も同じく
ソレ自体がデザインにもなったり…
逆に、外観を損なうこともあります。
或いは、他の素材に巻付けるなんてことは小さな子供でも出来ちゃいます
【ワイヤーの巻付け】
円”を一定方向に巻き進める場合と、交互に巻き進める作り方があります。
一定方向（階段状）の成形は
進むに連れて反り”が出ます。
その反りを生かせば
自然と丸みを帯びた成形になります
逆に、巻き方を反転しながら進めると
歪みの少ない成形が可能です
ワイヤーを一定方向(階段状)で進めると
全体に反り”が出る。
反転で進めると、反りを押さえた
フラットな仕上がりになります。
円転が多くなるに連れ間違い易くなります
そのつど方向確認を忘れずに！
専用道具よりパイプ状の物に巻き付ければ
円の大きさも一定で
制作スピードも早いですよ！
上の画像は園芸用の支柱”をカットして使用
園芸支柱は、ビニール皮膜を取り除けば
2mmφからあります
サイズに合った物を見付けて
使ってみて下さい。
【ワイヤーの結束】
次は結束部です
この結束も、今更ですよね…。
ペンチなど専用道具を使えば、より強固！
これは園児でもできる作業です…!?
（園児は言い過ぎかしら…!?）
巻付け後の「切断部の後処理」です
平面成形でも立体でも
切断部が表面から見えてしまうと
仕上がりが汚く見えちゃいます！
可能な限り
取り付けたワイヤーに隠れるよう
真っすぐに固定するのが綺麗と思います
見えない範囲で、何処でも処理が出来ますので成形も容易です！
でも1巻で固定する場合…
取付けワイヤーの側面に密着させて止めるので、コチラの方が手間が掛かります…。
どうしてもソコへと眼が行きます。
多少テマヒマ掛はかるけど…
仕上がりはとても綺麗ですョ！
見えないように結束できれば
完成度も上がるハズです
結束ヶ所の凹凸を利用し
起伏を表現したのが上図の
デザインの一部になります。
結束部自体が外観を壊す場合もあります。
アニメ・キャラクターなどがソレ！
（最近…体験・体感済!!）
次回記事の伏線”画像となります
けど！固定／結束ヶ所が少ない分…
強度面に不安が残るのも確かです。
各パーツを一筆書き（一体成形）で作り
それを組み合わせます
向いている方は、こんな作り方も構想に入れてみては、如何でしょう。
巻付け方向の違いと、結束部の処理の違い
何処かしらヒントになったでしょうか!?
覚えていたら…どこかで試してみてネ！
