ワイヤークラフト/テストスキル②*初級編
テストスキル② 初級編
※この一連の記事は
ワイヤークラフトの初心者の方
若しくは
これから始めて見ようかなぁ~
そして…
少しは思い通りに
作れるようになってきたぞ!
みたいな方に向けての
参考プロセスです
モチーフを気球”に設定しているだけで
気球の作り方ではありません
ご注意ください!
ですが針金細工は画像次第で制作が可能
作れそうと感じたら是非…お試し下さい!
レベルの類別は
個人的な観点からの判断ですので
その辺は…ご了承くださいませ。
ワイヤークラフトは技量よりも
各々の表現の方が大切です
取敢えずワイヤーに慣れるためと
自分の技量確認のための…
一つの参考としてご覧下さいませ!
【前回までのテストスキル】
<ステップ①~⑧>
①.巻き付けの練習
②.結束/接続部の処理
③.一筆書きのシルエット成形
④.形(シルエット)の変更
⑤.ループ(円転)数を増やしつつ成形
⑥.細かく切り分けたワイヤーの取付け
⑦.ループを加えて取付け方向を変更
⑧.3Dワイヤー・フレーム
まだご覧になっていない方や再度確認したい方は下のリンクからどうぞ
本日のスキルは
<ステップ⑨>からとなります💖
※前回記述したステップ②をお忘れなく
【2次元成形】《初級編》
<⑨.ステップ⑥の応用>
⑥では風船を作りましたが
モチーフが風船から気球に変わります
一筆書きで描いた気球”に
シルエットを崩さぬよう
切り分けたワイヤーを
縦と横に取付けて行くだけです
このようなシンプルなデザインを制作したい時には、子供用のぬりえを参考図として利用するのも便利と思います
上の画像には気球の下部に延長ワイヤーが伸びたままになっていますが
これは園芸装飾として制作したモノ!
地面に差し込むための延長ラインです
デザインの一部ではありませんのでお間違いなく。
<⑩.サイズの変更>
同じモノ(作品)を大小サイズを変えて作ってみる
可能な限り図面を使わず
自分の感覚だけで作るれるようになれば
立体作品を作る際に、必ず活かされます
こちらは<ステップ⑨>の気球よりも
2廻りほど大きく作ってあります
外観も少し変わっていますが
これは次の<ステップ⑪>の為の成形です
<⑪.ワイヤーフレームの応用1>
上の<ステップ⑨⑩>で作った気球に
<ステップ⑧>で記述した
ワイヤーフレームを応用します
※ワイヤーフレームとは設計図のこと
wire は英語で…針金・電線
frame は…枠骨組み・枠
IT用語で俗語として使われてもいますが
ここで言うワイヤーフレームは、CG等で描かれる線だけで作った2次元の図面のこと!
そこへ曲線を加えて立体感を出した、2次元を3次元に錯覚させる設計図
上の画像の気球をぼんやりと眺めていると
次第に立体感が感じられて来ますよね
縦と横にワイヤーを流して固定
左右に広げてテンションを加える
これがワイヤーフレームの気球です
格子状にワイヤーを取付けることで強度も加わります
様々なモチーフでお試しくださいませ!
<⑫.付属パーツの取り付け>
ステップ⑨の小さな気球に付属パーツとして
「雲」を表現します
ワイヤーフレームを参考に縦横ワイヤーを取り付ければ、強度が加わり形状も維持できます
それにより後の追加装飾も容易になります
簡単な「雲」を作り、装飾として取り付けた所です
そのままウォールデコにもなりますが…
アルミ管や太目のアルミ線に取付ければ
用途も広がります
<⑬.ワイヤーフレームの応用2>
次は<ステップ⑪>で作った大きな気球に
同じく雲”を追加します
今度は本体の中に取り込みますからね!
小さなサイズでは難しい作業も
大きく作れば、細かな細工も楽ですよね!
その辺も考えながら…作品サイズを決めないと
後で辛い目にあいますョ!
サイズの設定も、技量の一つと思います。
縦横しっかりとテンションを加え
ワイヤーを取付けています
これもワイヤーフレームという
形状を利用することで可能なとなったデザインです
みなさんも各々…
ワイヤーの色や太さを変えて、お好きなモチーフで試してみては如何でしょう
(コレ…さっき言ったね!あはは…)
※ステップ②はお忘れなくですよ!
この先は…同じモチーフ(気球)を使い
平面→半・立体→完全立体と…
初心者から上級者までの記述を予定しています
次回は
テストスキル③*中級編です
中級とありますが、初心者の方におすすめです
次回のご来場を
お待ちしております。。。
続けてご覧になりたい方は