ink rel="stylesheet" href="https://maxcdn.bootstrapcdn.com/font-awesome/4.4.0/css/font-awesome.min.css"

ワイヤークラフト&gardening

園芸blogから分離したワイヤークラフト専用サイトです

立体 ワイヤークラフト 裏ワザ!

ワイヤークラフトでの立体成形は

最初に題材の骨格からSTARTします

次に、組み上げた骨格を結び付けるように

ワイヤーを接続して行くのが一般的

(かもしれないです…!?)

ですが…この手順では、視点が難しく

手間も時間も掛かります。

精密に作たい場合はこちらの手順を推奨しますが

立体的な作画が苦手な方は、視点の捉え方が難しいと聞きます。

でも針金細工なら、完成した後でも変容が可能な材質です。

立体的な作画が苦手な方も、針金細工なら表現でき

2次元成形も、少し改変すれば、立体作品への拡張が可能です

変な言い回しなってますけど…気にせず本題へ進みます

僕が推奨したい立体成型は

簡易的に立体にする方法!

以下

立体成形の「裏ワザ!」手順を公開します

【平面を立体 planar→solid body】

<使用材料と道具>

・アルミワイヤー(1mmφ)

*100均のアルミ線を応援中!

・ピンセット&ニッパー

<制作手順>

下の画像は、リクエストを受けて作った

2D(平面)の〝フラミンゴ〟です。

小学生でも作れるこの2Dのフラミンゴを

デザインをほぼそのままに

立体成型にしてみます!

ワイヤークラフトは

平面/立体に関係なく…

歪み・ズレ・形状維持のために

必用なヶ所を固定しますよね!

裏ワザでは、その固定するヶ所を

少し目線を変えて結束していきます。

左は一般的な平面成形作品

結束部は5ヶ所です

対して右の裏ワザ”の結束部は1ヶ所!

緑の囲みの中は固定(結束)しておりません

固定しないことで、曲げたり捻じったり…

成形後も自由に凹凸表現を加えることが可能となります

一般的な立体成形は、最初に骨組みからSTARTし、その骨組をベースにワイヤーを補足して行きます。(上記図)

今回のこの裏ワザでは

「一筆書きの」応用!

ベースと補巻を一度に進めます。

対象に合わせて平面成形を必用な数だけ用意します

つまり、平面で個々にパーツを作り

後からプラモデルを組み立てる要領で

それぞれのパーツを組み合わせて

「立体」にします

上の画像は、固定しない部分に

”反り”を加えたところ!

フラミンゴの翼は閉じた状態です

でも、これではまだ不十分。

2枚を合わせながら

湾曲を強めたり、サイドを立ち上げたり

全体のバランスを見ながら調整します

湾曲が強すぎると、想定サイズより全体が小さくなる場合があるので、ご注意を!

凹凸が深い造りのモチーフの場合は

その辺を見越して

少し大きめに成形するのがポイントです!!

上手く行かなかった時は

一旦ワイヤーを解き

平面に戻してから再スタートして下さい

(柔らかいアルミ線だから出来ること)

表裏のバランスを見ながら、要所を結束しました。

一見…立体的な外観にはなりました!

でも、この作り方は

補足するヶ所も出てきます。

このモチーフ(フラミンゴ)は

厚みがそれほどありませんので

補足は1ヶ所です

横から見ればソレなんですが

上から見るとご覧のような状態です

ですので、背中とお尻を追加します。

結果、この針金細工は全部で

3パーツと言うことになります

当然、パーツが多くなるほど難しくなってきますからネ!

立体的な作画が苦手な方や

気軽に立体成型を楽しみたい方に

〝お勧めしたい〟手法です。

最初は厚みの無い題材を選び

2~3分割程度からお試し下さいませ。

【この裏ワザのメリット】

★個々に平面で完成させてから組み上げるので、最後までイメージがブレない

★作品のシルエットが崩れ難く、制作中の全体バランスも取り易い

★制作時間の短縮

★廃材が殆ど出ません

(装飾など付属の追加も可能)

【デメリット】

☆想定サイズより小さくなる可能性がある

☆経験に関係なく向き不向きがある

☆手順を把握しないと同形が複数作れない

尺の都合で、足の制作は省きましたが…

針金細工らしい表現で、最後に追加画像

同様に作った足ですが、この鳥”と言ったらやっぱりこのフォルム!

簡単な結束で、片足立ちの〝フラミンゴ〟

※ポイント※

・余りにもシンプル過ぎる造りでは、裏ワザ効果が半減します

・参考画像のように、少し作り込むデザインがお勧めです

・気持ち大きめに成形してみて下さい。

サイトマップ http://www.example.com/foo.html 2018-06-04